村上工業では全長4m小型重機から40m以上(10階~13階の建物相当)まで届くアームを装備した超大型重機を所有しています。解体現場で使用する主な重機はパワーショベルです。このパワーショベル等の重機を操作するのが重機オペレーターの主な仕事です。
作業は、建物や現場の状況に合わせて重機のアーム先端にアタッチメント(付属部品)を装着し行います。中型重機以上は操縦室に冷暖房が装備されていますので、快適な環境で作業が行えます。
近隣住民の方や環境への配慮から、重機を使って作業できる時間が限られている現場では、オペレーターが残業することはほとんどありません。ただし、現場の状況、工期等によっては残業することがあります。
重機の操作には免許が必要です。村上工業では重機操作に必要な免許の取得のサポートをはじめ、操作技能向上の研修を行っていますので未経験でも安心して就業いただけます。
周囲に配慮した散水しながらの作業
ショベルカーのアタッチメントを変更しての作業
鉄筋コンクリートもアタッチメントで楽々粉砕
飛散防止のネットをして作業する様子
重機オペレーターとして勤務するには資格を取得する必要があります。
新しい現場や業務を任せる際に必要な資格・技能を会社の指示で取得する場合や、
自発的に「この資格を取得したい」と申請して取得する場合など
解体業に必要な資格・技能の取得をサポートしています。
重機の操作・操縦は、法律で定められた車両系建設機械(解体用)運転技能講習の修了、機体質量が3トン未満の小型重機は特別教育の修了が必要です。
初めて重機を扱う人は小型重機用特別教育を受講・修了していただきます。経験者については、保有している資格・業務経験に合わせて業務上必要な講習を随時受講・修了していただきます。
・鉄骨造建築物や足場の組立て:
高さ5m以上の足場の組立て、鉄骨造建築物や鉄塔の解体を行う場合は、それぞれ作業主任者が直接作業を指示します。
・アセチレン溶接装置での溶接:
アセチレン溶接装置での溶接には、ガス溶接作業主任者資格が必要です。
・アスベストの取扱い:
解体作業でのアスベストの取扱いは、石綿作業主任者技能講習の修了者から作業主任者を選任する規定に従います。
・小型クレーンの運転:
解体作業で必要な移動式小型クレーンの運転は、5t未満の場合クレーン運転士免許が不要で講習受講者でも操作可能です。
・玉掛け技能:
つり上げ荷重1トン以上のクレーン、移動式クレーン若しくはデリック、揚貨装置による玉掛作業に従事するには「玉掛け技能講習」を修了することが必要です。
・高所作業車の操作:
10m以上の高所作業車の運転には、技能講習の修了が必要。10m未満の高所作業車の運転には、特別教育の修了もしくは技能講習の修了が必要です。
・安全大会:
月1回全社員参加で実施しています。安全な重機操作、環境に配慮した解体工事をテーマに講演等を行っています。また、年間を通じて会社に貢献した社員の表彰も行なっています。(※2020年・2021年は新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から中止しています)
・安全パトロール:
現場責任者が定期的に、工事の進捗状況や現場での安全状況を見て回りチェックをしています。適切に重機を取り扱っているか、廃棄物の取り扱いや分別は適切であるか、現場が整理された状態であるか、施工スタッフが安全管理を実施しているかなどを確認しています。
・重機操作の練習会:
教育係(職長)が新人オペレーターのステップアップを目指して随時重機操作を実地で指導しています。
・社内研修:
現場スタッフが安全で迅速な作業ができるよう、重機の取り扱いやメンテナンス、作業服着用の身だしなみチェック等の社内研修やミーティングを実施しています。
※月収は一般的な目安です。
技術レベルにより変わります。
※大学新卒、第二新卒及び社会人経験者で重機オペレーターを
希望される場合は考慮の上当社規定により給与を決定します。
会社のルールや
仕事のやり方等についての研修を
半月ほどかけて行います。
健康診断も実施します。
・車両系建設機械
・職長教育
・玉掛作業責任者
・足場等作業主任者 他
※入社後に担当の教育係(職長)を
決定し、必要な資格取得を
していただきます。
取得費用は会社負担ですので
安心です。
最初は現場の基本的な作業から始めていただきますが、教育係と一緒に本格的にオペレーターの技術を学んでいきます。教育係の判断で、技術に応じて実際に現場で重機を操作してもらいます。
重機操作の技術レベルや今後担当いただく現場の状況に応じて随時必要な資格、必要になるであろう資格の取得を会社からお願いをします。
最初は小さな重機から練習
していくので安心。
腕が付いたと教育係が判断すると、
いよいよ中型機へ。
重機操作の技術レベルや今後担当いただく現場の状況に応じて随時必要な資格、必要になるであろう資格の取得を会社からお願いをします。
中型重機(20tクラス)の
オペレーターとして
経験を積んでいきます。
重機操作の技術レベルや今後担当いただく現場の状況に応じて随時必要な資格、必要になるであろう資格の取得を会社からお願いをします。